ん、ううぅ〜ん。復帰したミハエルにはポール・トゥ・ウィンなんて期待してないんだけどなぁ。もちろん優勝は希望するけれどね。

どちらかというと伊達公子選手とか野球の工藤投手とかみたいな活躍を期待しているんだ。そしてそれはそれなりに達成できていると思う。デイモン相手に「35になっても走っているなんて、考えられないよ」と吐いたドライバーが長く活動して、しかも復帰までして、どんな思いで走るのか、ってところがいいんじゃん。天才になりたかった無敵のチャンピオンの人生って感じで。

歳をとるということを見せてくれるんだから、それはそれで素晴らしいと思う。
F1でそれをやらなくてもいいという意見も分かるけど、
彼しかF1でそれをやることを許されないし、
多くの人にはF1以外はあまり目に触れないだろうから。

だから巧さを観たいんだと思う。ウイング踏まれるような駆け引きはやめて(笑)。踏まれそうで踏まれないとか、誘い込むけど、自分は逃げるとか。そういうのを今年は期待。あと表彰台かな。

あとは45歳くらいで、やっぱり引退して欲しいかな。何かあったときに体へのダメージが、若いころとは違うんだろうから。

それから、もう一度メルセデスで耐久を走って欲しいかも? でもこれはちと無理か。F1とWECを走る余裕は、どんなメーカーも持ってないだろうからね〜。

アルヌーを「とおせんぼじじい」としか知らずに10年強、ディジョンのレースを観て、本当に申し訳なく思ったものです。
ブームのころは民放だったので、ああいう見せかたもアリだったけれど、やっぱり敬意って大事なんじゃないかな、って思う。
放送って難しい。

もちろん知っていてなお、、のことだと思うのですけれど。